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カガク De 暮らす

元研究者のゆるーいブログです。職業病により、家庭でもカガクしています。

密封系でのジェル培養への挑戦 その3

ご無沙汰しております。


春がきたので、そろそろ種まきを始めようと思います。今年ははつか大根と青じその種をゲットしました。

前回までの課題は「滅菌」。
ジェルが腐海に飲まれない工夫が必要です。


密封系でのジェル培養ですが、実はすでに商品化されているものがあります。

http://www.ledindon.com/en/science-nature/8600-plantarium.php

プランタリウム、といいます。
日本では手に入らないみたいです。
種は自分で好きなものを播いていいので、おそらく培地自体に菌を抑制する何かが入っているのだと思います。研究現場ではよく培地用の抗生物質を入れたりしますが、ご家庭ではとても手に入らないので、やっぱりキッチンハイターで頑張ろうと思います。
農薬を入れるのもちょっと抵抗がありますし。
(観賞用としているので問題はありませんが)


今回は、キッチンハイターの濃度を2段階にふってみました。



■実験方法■


①25倍希釈ハイター
  ペットボトルにハイター10gと浄水240gを入れ、よく混ぜる。

②250倍希釈ハイター
  ペットボトルにハイター1g(精密天秤使ってます)と浄水249gを入れ、よくまぜる。


培地の調製方法は前回と同様です。
容器の内外を70%エタノールで滅菌し、逆さにしてエタノールを切っておく

  ↓

鍋に水と粉寒天と水耕栽培用肥料(エコゲリラ)を入れ、沸騰させる

  ↓

容器に食用色素を1滴ずつ入れ、アツアツの培養液をそそぎ、蓋をし、放冷。


詳細はこちらを参照してください
ジェル栽培【密封系でリーフレタスとおかのりを栽培してみる】 その2 - カガク De 暮らす



種をまくときは、

250倍希釈ハイター、25倍希釈ハイターをそれぞれ小皿にそそぐ

  ↓

それぞれのお皿にはつか大根の種を数粒ずつ入れ、よく浸す

  ↓

washはせずそのまま、培地に種をまく。
(竹串2本を70%エタノールで消毒し、お箸のようにして種をつまんで、培地にそっと落とす。)

  ↓

様子を見る。



■結果■


4日ほどたちました。


こんな感じ↓
f:id:ssca:20170413084207j:plain


*赤い培地が25倍希釈ハイターを使用、青い培地が250倍希釈ハイターを使用して種まきしたものです。

どちらも順調に発芽しています。
(根がジェルにもぐっていかないのが気になりますが)

このまま持ちこたえてほしいですね。

細菌なら2~3日、カビなら主なもので1週間ほどで目視できるほどになるので、まだまだ安心はできません。
発芽したし、外気温も暖かくなってきたので、ここからはお日様の光に当てていきます。


がんばれ、はつか大根!