カガク De 暮らす

元研究者のゆるーいブログです。職業病により、家庭でもカガクしています。

ジェル栽培【密封系でリーフレタスとおかのりを栽培してみる】

こんにちは、コガです。

前回、ジェルの寒天濃度の検討を行いましたので、今回は実際にタネをまいてみたいと思います。


【密封系でリーフレタスとおかのりを栽培してみる】


■実験方法

①培地の調製

パッキン付のフタがあるガラス容器(容量は500mlくらい、百均の安物で耐熱性はそこまで高くなさそうなやつ)2つを洗って乾燥させた後、全体に70%エタノールを吹きかけて消毒し、軽くティッシュで拭き取っておく。

見栄えをちょっと良くするために、食用色素(液体)を1滴ずつガラス容器にたらし、フタをしておく。

鍋に水300mlと、エコゲリラ液肥 溶液A,Bを各々0.6mlと、粉寒天 0.9gを入れ、よく撹拌しながら加熱、沸騰したら火を止める。

熱々のまま、ガラス容器に約150mlずつ注ぎ、すぐにフタを軽くのせる。

そのまま室温で放冷。

そのまま2日間放置。


②たねまき

キッチンハイターを、おおよそパッケージの記載通りに希釈し、おかのりと、リーフレタスの種を漬ける。

1分後、種を浸している液に水を足して10倍以上に希釈してから、70%エタノールで殺菌した竹串で種をつまみ、ジェル上に落とす。

経過観察する。



■結果

たねまきから2週間ほど経ちました↓
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まずですね、ジェル培地を作った時点で容器内の結露がすごいです。当然といえば当然ですが。
ビジュアル優先でいきたいのに、困ったところです。。
お風呂の鏡なんかのくもりを防ぐ方法は知っているけど…効くだろうか…?

そして、その結露のおかげで、容器をトントン叩くと容器の壁についていた水が下にたれます。このせいか、おかのりの容器にも、リーフレタスの容器にも、コンタミ(菌の混入)が見られました。
リーフレタスは健気に生育していますが、おかのりはすっかり腐海にのまれてしまいました。

蓋の形状からしても、なかなかコンタミしやすそうです。

さて、どうしようか。


研究室なんかには「クリーンベンチ」というデッカイ無菌箱がありますので、その中で培地を作って、殺菌用UV灯をつけておき、フタを少しあけたまま結露が無くなるまで(1日から2日くらい…?)乾かす、という方法をとりますが、そんなイカツイものはわが家にはありません。

今回、培地を注ぎ込んだあとに、フタを軽くのせるだけでしたが、これでは全然水分は飛びませんし、コンタミリスクも高くなります。



もう一つ、コンタミが起こりやすいポイントは、種の消毒。今回はキッチンハイターで1分でしたが、おかのりのほうは種付近からカビの胞子が見られましたので、種の消毒が十分ではなさそうです。

でもあまりきつく消毒して、発芽しなくなったらどうしよう…。

これは検討してみる余地がありそうですね。



現状の問題をまとめると、、、

①結露がひどい。→見た目が悪いのとコンタミのリスクを上げてしまう。

②種の消毒が不十分。


この2点、どうにかしないと。
どうしようか…?


次回は地味な検討実験になりそうです。