カガク De 暮らす

元研究者のゆるーいブログです。職業病により、家庭でもカガクしています。

科学道100冊が楽しい!

友人の紹介で知ったこの企画↓

 

kagakudo100.jp

 

理研と編集工学研究所のプロジェクトで、科学にまつわる良本100冊をセレクトしたそうです。

それも、お勉強に使うような科学書や理学書ではなく、科学者の生き方に関するものや、読む人に科学的に考えるきっかけ(発想)を与えるような本が集められています。

 

私の大好きなこれも。

りんごかもしれない

りんごかもしれない

 

 

科学の道に進んでいるひとにもそうでもない人にも、学生さんにも社会人にも、楽しめる本たちなのではないかなと思います。

 

 

そして、子供向けにこちらの企画もスタートしています。↓

kagakudo100.jp

 

絵本もあるので、おやすみ前の読み聞かせに使えます。

ステキ!

 

ありがとうございます、こういうのを待っていた!

 

密封系でのジェル培養への挑戦その4

【悲報】

 

前回発芽の報告をしたはつか大根ですが、

 

やらかしました。

 

f:id:ssca:20170520224356j:plain

 

ご臨終です。ベランダの床に直置きしていたのが悪かった。洗濯物干してたら見事に蹴飛ばしてしまった。

 

種まきからだいたい三週間くらいたったころでした。

それにしても、はつか大根なので二十日もすれば膨らむはずなのですが、生育が悪いようで、三週間たってやっと本葉がでたくらいでした。

 

 

f:id:ssca:20170520224408j:plain

この生育の悪さ、

・キッチンハイターが強すぎたのか?

・数年前に購入した水耕栽培用の液肥が変質したのか?

・密封系はやはり酸素不足か?

・日光不足か?

・土じゃないと(遮光状態じゃないと)だめなのか?

いろいろと思いはめぐりますが、

 

とりあえず、

・25倍希釈、250倍希釈ハイターで殺菌した種からは菌は生えてこなかった

・25倍希釈ハイターのほうは、残存ハイターによって、培地にくっついた葉は漂白されていた。

・250倍希釈ハイターのほうが生育が若干よかった。

という知見は得られました。

 

もうちょっとはつか大根でトライしてみようと思います。

 

 

 

そしてこの植物に疎い私にだれかお知恵をください・・・

 

 

密封系でのジェル培養への挑戦 その3

ご無沙汰しております。


春がきたので、そろそろ種まきを始めようと思います。今年ははつか大根と青じその種をゲットしました。

前回までの課題は「滅菌」。
ジェルが腐海に飲まれない工夫が必要です。


密封系でのジェル培養ですが、実はすでに商品化されているものがあります。

http://www.ledindon.com/en/science-nature/8600-plantarium.php

プランタリウム、といいます。
日本では手に入らないみたいです。
種は自分で好きなものを播いていいので、おそらく培地自体に菌を抑制する何かが入っているのだと思います。研究現場ではよく培地用の抗生物質を入れたりしますが、ご家庭ではとても手に入らないので、やっぱりキッチンハイターで頑張ろうと思います。
農薬を入れるのもちょっと抵抗がありますし。
(観賞用としているので問題はありませんが)


今回は、キッチンハイターの濃度を2段階にふってみました。



■実験方法■


①25倍希釈ハイター
  ペットボトルにハイター10gと浄水240gを入れ、よく混ぜる。

②250倍希釈ハイター
  ペットボトルにハイター1g(精密天秤使ってます)と浄水249gを入れ、よくまぜる。


培地の調製方法は前回と同様です。
容器の内外を70%エタノールで滅菌し、逆さにしてエタノールを切っておく

  ↓

鍋に水と粉寒天と水耕栽培用肥料(エコゲリラ)を入れ、沸騰させる

  ↓

容器に食用色素を1滴ずつ入れ、アツアツの培養液をそそぎ、蓋をし、放冷。


詳細はこちらを参照してください
ジェル栽培【密封系でリーフレタスとおかのりを栽培してみる】 その2 - カガク De 暮らす



種をまくときは、

250倍希釈ハイター、25倍希釈ハイターをそれぞれ小皿にそそぐ

  ↓

それぞれのお皿にはつか大根の種を数粒ずつ入れ、よく浸す

  ↓

washはせずそのまま、培地に種をまく。
(竹串2本を70%エタノールで消毒し、お箸のようにして種をつまんで、培地にそっと落とす。)

  ↓

様子を見る。



■結果■


4日ほどたちました。


こんな感じ↓
f:id:ssca:20170413084207j:plain


*赤い培地が25倍希釈ハイターを使用、青い培地が250倍希釈ハイターを使用して種まきしたものです。

どちらも順調に発芽しています。
(根がジェルにもぐっていかないのが気になりますが)

このまま持ちこたえてほしいですね。

細菌なら2~3日、カビなら主なもので1週間ほどで目視できるほどになるので、まだまだ安心はできません。
発芽したし、外気温も暖かくなってきたので、ここからはお日様の光に当てていきます。


がんばれ、はつか大根!

今更ながら、読みました。

 

世間を騒がせたこの問題↓

 

あの日

あの日

 

 

しばらく時間が経っていますので、世の中の話題としてはすっかり下火になりましたが、私の中ではもやもやしたものが残っていたので、この度読んでみました。

そして、いろいろと思うところがあったので、ブログに読書感想文を書いておきます。

 

読んだ感想の前に、この本の出版以前に報道から受けた私の認識を。(育児中だし積極的に情報収集したわけではないので断片的な情報からの認識ですが。)

  1. ネイチャー論文のメインは小保方さんの実験。
  2. 小保方さんは論文の図表の取り違えやゲル写真の切り貼りをしたこと、ドクター論文の取り違えは本人も認めているし確かなことだろうが、実験結果(STAP細胞の作製)は自信を持っていたし、実際にSTAP現象とされる現象は起こっているようだった。
  3. でも何故か、検証実験は失敗、STAP細胞はできなかった。
  4. ES細胞が混入していたとの報道。小保方さんの実験手技上のミスなのか?
  5. 実験データの取り違えや実験ノートの記述の不備からも(まあ、現場ではよくあることですが…)いろいろとうっかりさんなのかなこの方。

といった具合でした。


しかしこの本に書かれていた内容は、

  1. ネイチャー論文の、STAP細胞作製までは小保方さんの仕事、その後は若山先生の仕事。
  2. 小保方さんの検証実験において、STAP細胞作製はできていた。しかし、若山先生の担当した部分では再現できず。これが「STAP細胞はできなかった」との報道に。
  3. ES細胞の混入は、若山先生の担当実験のところで起こったらしい。
  4. 小保方さんは、論文発表前に若山先生の実験の再現が取れないことを指摘していたが、都合のいいデータのみを使って論文は投稿された。

とのことでした。

 

なるほど、なんだかすごくスッキリしました。
小保方さんのあの表情はまぎれもなくSTAP細胞を見てきたものだったし、「ES細胞の混入」と結論づけられてもミスの可能性を認めない(自分に自信を持っている)なんて、相当なメルヘンさんなのかな思っていました。つまり、ものすごく不自然だったということです。
でもこの本を読んで、なんだ、普通の、優秀な、しかしデータの扱いとかはちょっとゆるいところがある、アイディアマンタイプの研究者じゃないですか。
小保方さん視点で研究の発案、調査、実験計画、ディスカッションなどの一連の流れを見ても不自然な点はありませんし、マスコミの報道よりもずっと納得のいくものでした。
むしろ、私の境遇と似ていて、「あるある」満載、懐かしさすら覚えました。

 

もちろん、この本の内容の全部が全部正しいとは限りません。私だったらこんなに研究の詳細や会話などをちゃんと覚えていられないし(これは私が忘れっぽいだけ…?)、誰かとの会話の意図を自分が正しく受け取れているかもわからないし、それに自分に都合のいいところを抜き取って書くことはいくらでもできます。
でもメールでやり取りした内容は当然記録がのこるので嘘を書く余地はありませんし、関わった人の実名も公表しています。こういった部分は、「事実」であるといえるでしょう。

この「事実」が様々な立場の人たちにより捻じ曲げられ、隠され、私が報道から受け取ったような間違った認識を視聴者は植え付けられ、小保方さんが全ての悪を背負い込む形になったこと、本当に、本当に残念で仕方ありません。
論文よりも、その後の報道のほうが「悪意のある捏造」といっても過言ではないでしょう。

「事実」を最も客観的にとらえられ、「事実」として語るのが科学者の仕事だと思っていました。なのに、利権や責任が関わってくるとやはり人間なのですね、マスコミを含め多くの人が「事実」よりも「利益」の方向へ流れていく。最後まで「事実」を主張した「本当の」科学者は悪者にされる。

なんだか地動説とかそのへんの昔から、たいして変わりませんね。これが人間の本質なのかもしれません。


最後に、彼女と同じ「元リケジョ」としての私の気持ちを。

おそらく、STAP細胞はあります。
ただ、ネイチャーに掲載され取り下げられたあの論文のような、キメラマウスを作れるような万能な能力は今のところ持ち合わせていないようです。ですので、iPS細胞のような医療技術への応用は、まだ難しいでしょう。
それでも、「体細胞にストレスを課すことで万能細胞特有のタンパク質が発現すること、つまり、STAP細胞は万能細胞にはなっていないけれども、万能性に関わる何かしらの重要な現象が起こっている」という結果は、今までに無い発想であって、生物学的意義は大きいものだといえます。


どうかこの研究の芽を摘まないで、ぜひ前進させてほしいと思います。
(できれば、彼女自身の手で進めて欲しかった。)


※ちなみに、すでに幾つかの研究チームが、小保方さんが見つけたSTAP現象と思われる現象を確認しているそうです。

 

 

STAP細胞はなぜ潰されたのか ~小保方晴子『あの日』の真実~

STAP細胞はなぜ潰されたのか ~小保方晴子『あの日』の真実~

 
STAP細胞 残された謎 (Parade books)

STAP細胞 残された謎 (Parade books)

 
STAP細胞は存在していた!_ 発覚!強奪されていた小保方晴子・世紀の大発見

STAP細胞は存在していた!_ 発覚!強奪されていた小保方晴子・世紀の大発見

 
STAP細胞の真実_日本中が驚いた小保方晴子氏を巡る騒動劇の全貌解明!

STAP細胞の真実_日本中が驚いた小保方晴子氏を巡る騒動劇の全貌解明!

 

 

 

追伸。

 

研究現場って普通、特許なんかが関わってくるので機密情報だらけです。なので、このような、研究内容もなにもかもぶっちゃけた話を読む機会なんてほとんどありません。
なんだかすごく新鮮であり、同時に、研究現場の空気感が手に取るように思い出され、懐かしく切なく感じました。

出産育児により研究を辞める選択をした私ですが、やっぱり研究は大好きです。今でも実験する夢を見ます。マイクロピペッターの感触、ボルテックスの振動、低温室の寒さ、有機溶媒の匂い、分析装置のきゅるきゅるした作動音。おもしろい結果がでたときの高揚感、研究進捗報告会での緊張感、持論を認めてもらった時の充実感、研究報告会で大々的に発表したにも関わらず再現が取れなかったときの焦り。

なんだか小保方さんと共感するところがあまりにも多くて、なんだかこの気持ちを残しておきたくて、それでブログ記事にすることにしました。


またいつか、ピペッターを握れる日が来るのだろうか?

私も、彼女も。

 

 

 

ジェル栽培【密封系でリーフレタスとおかのりを栽培してみる】 その2

 

こんばんは、コガです。

 

ジェル栽培の記事、ご無沙汰していますが、あきらめずにちゃんと続けていますよ。

 

前回、植物たちが腐海にのまれてから、菌対策にとあれやこれやと実験してました。
ひとつは、バイオ実験ではよく使う「倒置」。
培地を容器ごと上下逆さにして保管するってやり方。

f:id:ssca:20160826190420j:plain

 

菌が培地に落ちにくいので、種をまく時までこの状態にしておいたら、培地表面の水抜きもできるし(本来はちゃんと培地表面を乾燥してから倒置にします)、何とかなるかなと思ったのですが、逆さにした瞬間に残念なことになったので、

f:id:ssca:20160826190527j:plain

倒置はなかったことにしました。


今回は、キッチンハイターを使った種の除菌と種まきを試してみたので、そちらをレポートします。

 

■ 参考文献

 

理研のサイトで、シロイヌナズナの種のまき方を紹介していましたのでそちらを参考にさせていただきました。

多種の種子の滅菌法 « -実験植物開発室-(RIKEN BRC)

ひとつは次亜塩素酸(キッチンハイターに近いです)溶液に種を浸漬してから水でWashしてまくというもの(「ハイター漬け法」と勝手に呼ぶことにします)、
もうひとつは次亜塩素酸溶液でひたひたにしたろ紙上に種を落とし、それを培地に種が下になるようにペタっと置き、ろ紙だけをそーっと剥がすという方法です(「ろ紙ぺったん法」と勝手に呼ぶことにします)。

 

両方試してみようと思います。

 


■使用器具、試薬

 

*培地調製

鍋/水道水/粉寒天(トップバリュー)/

水耕栽培用液体肥料・エコゲリラ液肥A・B液

食用色素(ユウキ MC )/アルミホイル


*種まき時
70%エタノール無水エタノールを希釈して使用)/竹串、箸/

百均のフタ付きビン/キッチンハイター/キッチンペーパー

【種子】健康野菜 おかのり 【種子】ガーデンレタスLEDライト

 


■ 実験操作

 

①培地調製

ビン(百均のフタ付き)2本の内側に70%エタノールを吹き付け、逆さにして水気を切っておく。蓋も同様に滅菌する。

アルミホイルは10センチ角のものを4枚つくり、それをさらにアルミホイルで軽く包み、魚焼きグリルにて中火で5分加熱し、放冷する。(乾熱滅菌)


鍋に水500ml、エコゲリラA液1ml、エコゲリラB液1ml、粉寒天(トップバリュー)1.5gを入れ、沸騰するまで加熱する。
  ↓
ビン食用色素(液体)を1滴ずつ入れておく。
  ↓
加熱した寒天液を、アツアツのうちにビンに注ぐ。
  ↓
フタを軽く閉め、その上からアルミホイルを軽くかぶせ2重にフタをしておく。
  ↓
室温で放冷する。(1日ほど)


②種まき

A、ハイター漬け法

深めの皿にハイター原液(6%次亜塩素酸ナトリウム+α)を注ぎ、種と茶こしを一緒に漬けておく。
  ↓
10分後、茶こしを引き上げ、皿のハイターを捨てて水道水を入れ、そこに茶こしごと種を入れてシャカシャカ振って洗う。
洗いをもう一度繰り返す。
  ↓
エタノールで消毒した竹串で種を拾い、培地上に種をそっと落とす。種はおかのり、リーフレタスをそれぞれ4粒くらいずつ。
  ↓
なるべくフタを開けている時間を短くして、種をまき終えたらすぐフタをして、植物栽培用LEDライトの下で培養する。


B、ろ紙ぺったん法

ジェル培地のサイズより少し小さくなるように丸くキッチンペーパーを切り、皿にのせる。
  ↓
その皿に、ハイター原液をキッチンペーパーがひたひたになるくらい注ぐ。
  ↓
その上に種をのせる。
  ↓
10分後、エタノールで消毒した箸でペーパーをそっとつかみ、種が下になるように培地の上にのせる。
  ↓
ペーパーを剥がす。だいたいの種は培地上に乗る。
  ↓
フタをしてLEDライトの下で培養する。

*図解

f:id:ssca:20160826192336j:plain

 

■ 結果

 

1ヶ月くらい様子を見ました。

まず、ハイター漬け法。
発芽、発根の調子は良かったのですが、1週間後くらいにカビさんが培地の端っこに1コロニーお目見えしまして、あれよあれよという間に培地は腐海に飲まれてしまいました。

f:id:ssca:20160826192454j:plain


やっぱり種を蒔く操作のところが無防備すぎますね。
でも、種自体の滅菌はちゃんとできているみたいです。今までよくあった、種からの菌増殖はみられなかったので。


それから、ろ紙ぺったん法。

1ヶ月しても全く菌の混入(というか、増殖?)は見られませんでした。
そのかわり、発芽率は激減。なんとか芽がでた子たちも、漂白されてしまって白い葉っぱになり、殆ど生育せず。
培地上にかなりの濃度のハイターが残ったようです。

f:id:ssca:20160826192513j:plain

加減が難しいですね…。


ろ紙ぺったん法は菌に対してかなり効果的なことは分かったので、次回は、ハイターの濃度をふってみようかしら。
「植物の生育に影響しないけど、菌の増殖は抑える濃度」さがしです。

ちなみに、キッチンハイターは食用には使えませんので、出てきた葉っぱは食べてはいけませんよ。花王さんの漂白剤の中には食用のものもあるそうです。

 

あと、ペットボトルでも栽培したいのだけれどペットボトルではろ紙ぺったんできないので、別の方法も考えないといけませんね。。


まだまだ模索は続きます。

 

 

↓以前の記事はこちらからご覧ください

ジェル栽培への挑戦 カテゴリーの記事一覧 - カガク De 暮らす

 

PowerPointでのイラストの作り方・番外編 ―ドローソフトとしてのパワポ

 

こんばんは、コガです。

 

PowerPointでイラストを作ろう!番外編です。

今回はちょっと凝ったイラストを描きます。

萌絵を目指しているのですが、いかんせん普段こういうイラストを描かないので、いろいろとおかしいところがあるかと思います。(体のバランスとか、色使いとか、、、)

どうかご勘弁いただけたらと思います。

今回の動画は私の生声ではなく、同居人のサル君に解説をお願いしています。

 

 


PowerPointでイラストを作ろう 番外編 本格的なイラストを作ってみた

 

ステップ⓪ 準備

 

スライドのサイズを、でっかくしておきます。(デザイン→ページ設定)

かなり細かい作業があるので、これくらいにしておかないと厳しいです。

f:id:ssca:20160813224537j:plain

 

挿入→図 で、手書きのイラストを読み込みます。

f:id:ssca:20160813224526j:plain

 

ステップ① 目を描く

 

曲線ツール(ホーム→図形描画 のなかにある)で下書きの線をトレースします。

下書きの線をなぞるのではなく、囲うようにして線を描いていきます。

f:id:ssca:20160813224911j:plain

こんな感じ。

f:id:ssca:20160813225050j:plain

 

次に、曲線ツールで目の色を塗る範囲を囲って、ベースになる色を塗ります。

この色を塗る範囲として作った形をコピーしておきます。これは後で使います。

f:id:ssca:20160813225112j:plain

同様に、曲線ツールで瞳孔も作ります。

 

ここからがポイント。

目に複雑な模様(影)をつけるために、目の色を塗る範囲よりも大きい形を曲線ツールで作って、大きくぼかします。この時点では目からはみ出すように作ります。

f:id:ssca:20160813225218j:plain

↓こんなかんじ。

f:id:ssca:20160813225418j:plain

これを、コピーして、、

前にコピーしておいた色を塗る範囲の形のやつに、テクスチャーとして貼り付けします。

(図形を右クリック→図形の書式設定→塗りつぶし→図またはテクスチャ→クリップボード

f:id:ssca:20160813225455j:plain

それから、引きのばしの比率調整の値をカチカチいじって大きさを合わせたら、

↓こんな感じになります。

f:id:ssca:20160813230026j:plain

↓ハイライトと影を追加しました。だいぶサマになってきたかな。

f:id:ssca:20160813230056j:plain

 

ステップ② 顔、髪などを描く

 

顔も目と同様、ベースの色にぼかしを入れた影を重ねて、「テクスチャーとして塗りつぶし」をします。

 

↓顔の線を曲線ツールで囲って、「図形を右クリック→頂点の編集」で線を整えています。

 

f:id:ssca:20160813230222j:plain

「頂点の編集」については、PowerPointでイラストを作ろうシリーズの1と2で詳しく説明していますので、そちらをどうぞ。

PowerPointでのイラストの作り方 ―ドローソフトとしてのパワポ - カガク De 暮らす

PowerPointでのイラストの作り方 -ドローソフトとしてのパワポ2 - カガク De 暮らす

 

↓顔はこんな感じです。

f:id:ssca:20160813230645j:plain

 

髪も、線から描きます。

f:id:ssca:20160813230800j:plain

ベースの色を塗って、頂点の編集で形を整えます。

f:id:ssca:20160813230835j:plain

大きめのぼかしを作って・・・

f:id:ssca:20160813230948j:plain

もう一つの、塗りの範囲用の形に、テクスチャーとして塗りつぶしをして、髪の毛に重ねます。

f:id:ssca:20160813231029j:plain

ハイライトも入れます。

f:id:ssca:20160813231154j:plain

これを、髪の毛のひと房ずつやっていきます。

根気のいる作業です。

 

体も同じように塗っていきます。

f:id:ssca:20160813231301j:plain

f:id:ssca:20160813231401j:plain

 

リボンをつけて、キャラクターの完成です。

f:id:ssca:20160813231419j:plain

 

ステップ③ せっかくなので背景もつくってみる

 

羽根を散らしてみます。

羽根の写真をフリー素材屋さんなどでダウンロードしてきて、挿入→図 で表示します。

曲線ツールでトレースします。

f:id:ssca:20160813231505j:plain

 

羽根をちょっとキラキラさせたいので、羽根よりも大きな形を曲線ツールで作って、ぼかしを大きく入れます。

f:id:ssca:20160813231651j:plain

 

3D回転を駆使して羽根を散らしたら、

f:id:ssca:20160813231755j:plain

 

完成です!

f:id:ssca:20160813231827j:plain

 

パワーポイントの可能性を発掘したくて、いろいろ試してここまで来ましたが、ほんと、パワーポイントでこんなイラスト描くもんじゃないなと思いました。

ただただ面倒です。

 

皆さんはぜひ、イラスト用のペイントソフトで描いてくださいね。

 

ちなみに、参考図書はこちらです↓

わたくし、まだまだ勉強が足りません・・・ 

萌え絵の教科書 (三才ムック vol.385)

萌え絵の教科書 (三才ムック vol.385)

 

 

ジェル栽培【密封系でリーフレタスとおかのりを栽培してみる】

こんにちは、コガです。

前回、ジェルの寒天濃度の検討を行いましたので、今回は実際にタネをまいてみたいと思います。


【密封系でリーフレタスとおかのりを栽培してみる】


■実験方法

①培地の調製

パッキン付のフタがあるガラス容器(容量は500mlくらい、百均の安物で耐熱性はそこまで高くなさそうなやつ)2つを洗って乾燥させた後、全体に70%エタノールを吹きかけて消毒し、軽くティッシュで拭き取っておく。

見栄えをちょっと良くするために、食用色素(液体)を1滴ずつガラス容器にたらし、フタをしておく。

鍋に水300mlと、エコゲリラ液肥 溶液A,Bを各々0.6mlと、粉寒天 0.9gを入れ、よく撹拌しながら加熱、沸騰したら火を止める。

熱々のまま、ガラス容器に約150mlずつ注ぎ、すぐにフタを軽くのせる。

そのまま室温で放冷。

そのまま2日間放置。


②たねまき

キッチンハイターを、おおよそパッケージの記載通りに希釈し、おかのりと、リーフレタスの種を漬ける。

1分後、種を浸している液に水を足して10倍以上に希釈してから、70%エタノールで殺菌した竹串で種をつまみ、ジェル上に落とす。

経過観察する。



■結果

たねまきから2週間ほど経ちました↓
f:id:ssca:20160531233138j:plain

まずですね、ジェル培地を作った時点で容器内の結露がすごいです。当然といえば当然ですが。
ビジュアル優先でいきたいのに、困ったところです。。
お風呂の鏡なんかのくもりを防ぐ方法は知っているけど…効くだろうか…?

そして、その結露のおかげで、容器をトントン叩くと容器の壁についていた水が下にたれます。このせいか、おかのりの容器にも、リーフレタスの容器にも、コンタミ(菌の混入)が見られました。
リーフレタスは健気に生育していますが、おかのりはすっかり腐海にのまれてしまいました。

蓋の形状からしても、なかなかコンタミしやすそうです。

さて、どうしようか。


研究室なんかには「クリーンベンチ」というデッカイ無菌箱がありますので、その中で培地を作って、殺菌用UV灯をつけておき、フタを少しあけたまま結露が無くなるまで(1日から2日くらい…?)乾かす、という方法をとりますが、そんなイカツイものはわが家にはありません。

今回、培地を注ぎ込んだあとに、フタを軽くのせるだけでしたが、これでは全然水分は飛びませんし、コンタミリスクも高くなります。



もう一つ、コンタミが起こりやすいポイントは、種の消毒。今回はキッチンハイターで1分でしたが、おかのりのほうは種付近からカビの胞子が見られましたので、種の消毒が十分ではなさそうです。

でもあまりきつく消毒して、発芽しなくなったらどうしよう…。

これは検討してみる余地がありそうですね。



現状の問題をまとめると、、、

①結露がひどい。→見た目が悪いのとコンタミのリスクを上げてしまう。

②種の消毒が不十分。


この2点、どうにかしないと。
どうしようか…?


次回は地味な検討実験になりそうです。